2020年5月24日時点での情報です。状況は日々変わる可能性があります。
みなさん、アンニョンハセヨ〜?トラベル部のほっけです。
今年はたくさん韓国旅行をしようと思っていましたが、新型コロナウィルスのために行けなくなってしまいました。
この状況で旅行に行くつもりはもちろんありませんが、現在の日本と韓国の行き来について気になって調べてみたので、その内容をお知らせします。
記載する情報については、できる限り出典(ソース)を明記するようにしていますが、もし誤りなどがあればコメントください。
日本から韓国への入出国はできるの?
現在の日本から韓国への入出国状況について、ざっくりまとめてみました。
- 韓国への入国にはビザ申請が必要
- ビザ申請時に医療機関の診断書が必要
- 韓国入国後は施設での14日間の隔離が必要
- 日本人は韓国から日本への入国は可能
- 空港検疫所でのPCR検査と、結果判明までの待機が必要
- 帰国後は14日間の待機が必要
ということで、気軽に行ける状況では無くなっています。
そもそも今は自粛中ですし、韓国を含む多数の国に対して「渡航中止勧告」が出ているので旅行に行ってはいけません。
各内容の詳細と出典
韓国への入国にはビザ申請が必要
2020/3/8までは、90日以内の滞在はビザ不要で韓国に行けましたが、今回のコロナによる措置によって、現在はビザ申請が必要となっています。
すべての有効な日本国パスポート(外交官パスポートおよび官用パスポートを含む)所持者に対し、 大韓民国に入国する際、査証免除措置を停止します。
日本人査証免除暫定停止及び新規ビザ申請のご案内
これを受け、すべての日本国パスポート所持者は、新たに大韓民国の査証を発行しなければ、 大韓民国に入国することができません。
ビザ申請の際には医療機関の診断書が必要
ビザの申請時に、病院の診断書が必要になりました。診断書は48時間以内に発行されたもので、コロナウィルスに関する症状の有無も必要とのことです。
新規ビザを申請する際には必ず「病院の診断書」と「隔離同意書」の提出が必要です。今回の措置により、査証が無効になった人をはじめ、今後、すべての査証を申請する外国人は、医療機関が発行した診断書を提出してください。
・すべての査証申請者は,申請日から48時間以内に医療機関で検査を受けた後,当該検査内訳が記載された診断書を提出してください。
短期査証の効力停止(4月5日までの発給日基準)及びビザ審査強化のご案内
・診断書には発熱,咳,悪寒,頭痛,筋肉痛,肺炎などCOVID-19関連の症状の有無が必ず記載されなければなりません。
韓国入国後は施設での14日間の隔離が必要
韓国に入国後は、14日間の隔離が必要になります。
韓国滞在中に連絡可能な電話番号が必要で、ホテルの電話番号などは使えないようです。電話番号がない場合は入国が制限されます。
(対象) 外国から入国する全ての韓国人・外国人に対して特別入国手続き及び14日間の隔離を義務付ける措置を実施します。
(方法) 入国の際、韓国国内での滞在先の住所と連絡可能な電話番号を確認します。国内での住所や電話番号が確認できない場合、入国が制限されます。また、4.1.(水)0時からは14日間の自宅または施設で隔離を義務付ける措置を実施します。
韓国入国の際の特別入国手続及び隔離措置の義務化実施のご案内(4.6 更新)
事前に駐日韓国大使館で「隔離免除書」が発行された場合は、隔離措置の対象外となるようです。
ただし、以下の理由などにより訪問の妥当性が認められた場合に限られるので、一般の旅行者は隔離措置は免れないでしょう。
- 重要なビジネス上の目的(契約、投資など)
- 学術的目的(国際大会)
- その他、公益または人道的目的
隔離免除となった場合でも、「強化された能動的監視」として、「自己診断」アプリを自分の携帯にインストールし、14日間は毎日報告が必要となります。
ただし、隔離措置の対象外となる場合であっても発熱など発症の確認、モバイル「自己診断」アプリのインストール、空港内の診断検査で陰性が判明された場合のみ入国が認められ、入国後14日間は「強化された能動的監視」を実施します。
・空港で診断検査を行った後、結果が通知されるまで臨時施設にて滞在(1泊2日以内で滞在費は無料)
韓国入国の際の特別入国手続及び隔離措置の義務化実施のご案内(4.6 更新)
・本人の携帯に「自己診断」アプリをダウンロードし、毎日発症の有無を入力し、保険当局が電話で確認
日本人は韓国から日本への入国は可能
現在日本では、指定した国からの入国を拒否していますが、日本人は大丈夫とのことです。
入国拒否対象地域に新たに14か国(注)を追加(日本国籍者は対象外)
日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化(新たな措置)
空港検疫所でのPCR検査と、結果判明までの待機が必要
過去14日以内に韓国に滞在していた場合は、空港の検疫所でPCR検査を受けて、結果が出るまで待機が必要になります。
空港の検疫所において、質問票の記入、体温の測定、症状の確認などが求められます。全員にPCR検査が実施され、自宅等(※2)、空港内のスペース又は検疫所長が指定した施設等で、結果が判明するまでの間待機いただくこととなります
日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化(新たな措置)
帰国後は14日間の待機が必要
PCR検査の結果が陰性であった場合でも、14日間は自宅等での待機が要請されます。
また、自宅に帰る時も電車、バス、タクシーなどは使用できません。家族に自家用車等で迎えに来てもらわないといけません。
検査結果が陰性の場合も、入国から14日間は、ご自宅やご自身で確保された宿泊施設等(※3)で不要不急の外出を避け、待機することが要請されるとともに、保健所等による健康確認の対象となります。
※3:自宅等への移動は公共交通機関(鉄道、バス、タクシー、航空機(国内線)、旅客船等)を使用せずに移動できることが条件となりますので、事前にご家族やお勤めの会社等による送迎、ご自身でレンタカーを手配するなどの移動手段の確保を行ってください。
日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化(新たな措置)
新型コロナウィルス対応における時系列情報
日付 | 国 | 内容 |
---|---|---|
1/16 | 🇯🇵 | 初感染者 |
1/19 | 🇰🇷 | 初感染者 |
3/4 | 🇰🇷 | 感染者数が5,000人を超える |
3/9 | 🇯🇵 | 韓国に対し以下を実施 ・発給済ビザ効力停止 ・ビザ免除措置停止 ・韓国から入国後14日間隔離措置 |
3/9 | 🇰🇷 | 日本に対し以下を実施 ・発給済ビザ効力停止 ・ビザ免除措置停止 ・新規ビザ発給審査の強化 ・特別入国手続き |
3/21 | 🇰🇷 | 外出自粛要請 |
3/31 | 🇯🇵 | 外務省が韓国など49カ国を「渡航中止勧告(レベル3)」に引き上げる |
4/1 | 🇰🇷 | 全ての入国者は原則として14日間,自宅又は施設にて隔離となる |
4/2 | 🇰🇷 | 感染者数が1万人を超える |
4/8 | 🇯🇵 | 緊急事態宣言(5/6まで) |
4/9 | 🇯🇵 | 感染者数が5,000人を超える |
4/13 | 🇰🇷 | ビザ申請時に医療機関が発行の診断書の提出が必要となる |
4/19 | 🇯🇵 | 感染者数が1万人を超える |
5/3 | 🇯🇵 | 感染者数が1万5千人を超える |
5/4 | 🇯🇵 | 緊急事態宣言を5/31まで延長 |
5/6 | 🇰🇷 | 外出自粛要請を解除 |
5/15 | 🇯🇵 | 39県の緊急事態宣言を解除(北海道、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、京都、兵庫は継続) |
最後に
今後も状況に変化があれば、記事を更新していこうと思います。
以上、トラベル部の活動報告でした。